- HOME>
- 腎盂腎炎
腎盂腎炎
こんな症状でお悩みではありませんか?
- 発熱や悪寒(時に40度近い高熱)
- 脇腹や腰の痛み
- 吐き気や嘔吐
- 頻尿
- 排尿時の痛み
- 尿が濁っている
- 血尿が出る
- 強い倦怠感がある
腎盂腎炎とは

尿路には、腎盂、尿管、膀胱、前立線、尿道などがあります。腎盂及び腎臓に感染が起こり炎症を起こすと腎盂腎炎となります。尿路に通過障害がある場合(結石、腫瘍、前立腺肥大など)や、尿道カテーテルを留置している場合に発症しやすくなります。一般的に膀胱炎から進行して発症することが多く、適切な治療をおこなわないと重症化する可能性がある疾患です。妊娠中や、免疫力が低下している場合(糖尿病、ステロイド治療、抗がん剤治療など)、さらに解剖学的な異常がある場合(馬蹄腎、膀胱尿管逆流症など)にも発症リスクが高まります。
特に次のような方は注意が必要
- 女性(解剖学的に尿路感染を起こしやすい)
- 妊娠中の方
- 免疫力が低下している方
- 糖尿病の方
- 尿路に通過障害のある方
- カテーテルを留置している方
腎盂腎炎の診断・検査
当クリニックでは、症状や患者さまの状態に応じて適切な検査を実施いたします。
基本検査
- 尿検査(細菌や炎症の有無を確認)
- 血液検査(炎症反応や腎機能の評価)
- 超音波検査(腎臓の状態を確認)
必要に応じて実施する検査
- CT検査
- 尿培養検査(原因菌の特定)
おはな泌尿器クリニックの腎盂腎炎治療について

当クリニックでは女性医師が在籍しており、女性特有の症状や不安についても安心してご相談いただけます。また、男女別の待合室を設けることで、プライバシーに最大限配慮した診療環境を整えています。
治療方針
症状の程度に応じて、適切な治療プランをご提案いたします。軽症の場合は外来での抗菌薬投与(点滴や内服)をおこない、重症の場合は適切な医療機関と連携し入院治療をご案内します。また、再発予防として生活習慣の改善指導や予防的な治療もおこなっています。
腎盂腎炎の早期受診が大切な3つの理由
- 適切な抗菌薬治療で3〜5日程度で改善が期待できる
- 治療が遅れると敗血症などの重症化リスクがある
- 慢性化すると腎機能障害のリスクがある
腎盂腎炎の予防のポイント
おはな泌尿器クリニックでは次のような予防法をお伝えしています。
- 十分な水分摂取
- 排尿を我慢しない
- 陰部の清潔保持
- 排便後の適切な清浄
- 性行為後の排尿
このような症状が見られたら受診をしましょう
- 高熱が出現
- 激しい腰痛がある
- 悪寒や強い倦怠感がある
- 吐き気や嘔吐がある
- 血尿が出現