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院長紹介

院長花井 禎

院長花井 禎

ご挨拶

医師として30年以上、多くの患者さまと出会い、様々な症例に向き合ってまいりました。泌尿器科専門医として、特に排尿障害の研究と治療に力を注いできた中で、一人一人の患者さまに寄り添った医療の大切さを実感してきました。
私が医師を志したのは、「人に何かしてあげたい」という純粋な思いからでした。人が喜んでくれる仕事、人の役に立つ仕事を探す中で、医師という道を選びました。今では医療を「究極のサービス業」と考え、日々の診療に取り組んでいます。
当クリニックでは、患者さまの満足と安全を最優先に考え、丁寧な説明と納得のいく治療を心がけています。妻である女性医師と共に、男女問わず安心して相談できる医療環境を整えました。特に泌尿器科は相談しづらい悩みも多い診療科ですので、プライバシーに配慮した院内設計や、きめ細やかな診療体制を整えています。
また、予約の有無にかかわらず柔軟に対応し、学生さんや仕事帰りの方など、様々な状況の患者さまに配慮した診療をおこなっています。時には待ち時間が長くなることもありますが、それは一人一人の患者さまとしっかりと向き合い、より良い医療を提供するために必要な時間だと考えています。
これからも地域に根ざしたクリニックとして、皆さまの健康をサポートしてまいります。些細な症状でも、どうぞお気軽にご相談ください。スタッフ一同、温かな医療サービスを提供できるよう、日々努めてまいります。

経歴

  • 1987年大阪府立三国ヶ丘高校卒業
  • 1994年近畿大学医学部卒業
    近畿大学医学部泌尿器科 入局
  • 2005年東海大学医学部泌尿器科 入局(国内留学)
  • 2007年近畿大学医学部泌尿器科 講師
  • 2011年沼津市立病院泌尿器科 部長
  • 2015年大阪南医療センター泌尿器科 医長
  • 2017年NTT西日本大阪病院泌尿器科 部長
  • 2019年第2大阪警察病院泌尿器科 部長
  • 2022年大阪南医療センター泌尿器科 部長

資格・所属学会

  • 日本泌尿器科学会専門医・指導医
  • 日本排尿機能学会認定医
  • 日本泌尿器内視鏡学会泌尿器腹腔鏡技術認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本女性骨盤底医学会
  • 日本骨盤臓器脱手術学会
  • 日本老年泌尿器科学会

勤務歴(非常勤を含む)

近畿大学付属病院、神明会神原病院、貝塚市立病院、泉大津市立病院、近畿大学付属堺病院、馬場記念病院、樫本会樫本病院、南労会紀和病院、東海大学附属病院、厚木北部病院(現:愛川北部病院)、恒進会病院、統貴会泉北クリニック、良秀会高石藤井病院、大植会葛城病院、沼津市立病院、大阪南医療センター、NTT西日本大阪病院(現:第2大阪警察病院)、よしおか泌尿器科クリニック、大阪警察病院、同友会共和病院、大阪みやたけ泌尿器科クリニック

副院長紹介

副院長 本郷 幸子

副院長本郷 幸子

ドクターズインタビュー

患者さまお一人ひとりに寄り添う診療を目指して

人のために何かしたいという思いから医師を志されたという花井 禎先生。泌尿器科医として長年の経験を重ねながら、地域医療に貢献されています。吹田市の千里山駅前に開業し、新しい医療技術の導入や地域連携の推進など、さまざまな取り組みを進める先生にお話を伺いました。

医師を目指されたきっかけを教えていただけますでしょうか。
医師を目指されたきっかけを教えていただけますでしょうか。
医師を目指されたきっかけを教えていただけますでしょうか。

父が病理医をしていましたので幼い頃からそんな父の姿を見て育ちました。研究熱心な人で、自宅の部屋には顕微鏡や医学書が並んでいました。実は私自身は顕微鏡を覗くのが苦手で、父の道をそのまま選ぶことはありませんでしたが、「人のために何かしたい」という思いが強くあり、医師を志すことにしました。医者は究極のサービス業ですからね。泌尿器科を選んだきっかけは、大学時代の恩師との出会いです。その先生は本当に素晴らしい方で、診察室に入ってくるだけで空気が変わるような存在でした。その先生の姿に憧れて泌尿器科医の道を選択しました。

泌尿器科の中でもご専門はあるのですか?
泌尿器科の中でもご専門はあるのですか?
泌尿器科の中でもご専門はあるのですか?

もともとの専門は排尿障害全般で、この分野での学位も取得しています。また、東海大学への留学で腹腔鏡手術も専門的に学びました。そこからは、手術がメインで診療にあたっていました。最近は新しい治療機器「エムセラ」も導入しています。これは筋力トレーニングのような治療で、継続することで尿失禁や膣のゆるみ、排便障害、骨盤臓器脱、性機能障害などの改善効果が期待できます。治療の特徴や必要性についてはしっかりと患者さまに事前にご説明させていただきます。

泌尿器科を選んだこの診療科の魅力を教えてください
泌尿器科を選んだこの診療科の魅力を教えてください
泌尿器科を選んだこの診療科の魅力を教えてください

泌尿器科の魅力は2つあります。ひとつは、対象とする臓器が他の診療科とあまり重複しないため、患者さまの検査から手術後のフォローまで、一貫して診させていただけることです。内科から外科、リハビリ科というように担当が変わることが多い他科と比べて、患者さまとじっくり向き合える点です。
もうひとつは手術の多様性です。開腹手術から内視鏡手術、さらには世界で最初に導入したロボット手術まで、さまざまな手術手技があります。子どもからご年配の方まで幅広い年齢層の患者さまがいらっしゃるので、医師としての経験を重ねるごとに知識も増え、より適切な治療をご提供できるようなる点です。

診療で特に大切にされていることは?
診療で特に大切にされていることは?
診療で特に大切にされていることは?

患者さまの満足と安全を何より大切にしています。例えば手術に関しては、クリニックでできる範囲を見極めることが重要です。安全が担保できない場合は、適切な医療機関をご紹介させていただきます。また、患者さまとの対話を特に重視しています。初診の段階で、その方の性格や知識レベル、不安に思っていることをしっかり把握するようにしています。ネットで調べて来院される方も多いのですが、その知識を否定せず、むしろ「鋭い着眼点ですね」と評価するようにしています。そうすることでコミュニケーションがスムーズになります。

診療への思いをお聞かせください
診療への思いをお聞かせください
診療への思いをお聞かせください

日々の診療では、膀胱炎や前立腺疾患、小児のおねしょなど、幅広い症状にご対応しています。特に間質性膀胱炎など、一般的な治療では改善しにくい症例にも力を入れています。また、女性医師も在籍していますので、女性特有の悩みにも対応できる体制を整えています。また、長年の臨床経験で培った知識と技術を活かせることが最大の強みですね。特に排尿障害については専門的に研究してきました。また、さまざまな病院での勤務経験も強みとなっています。特徴的なのは、妻と二人三脚で診療している点です。10年ほど前に、私が国内留学をしていたとき、研修医として泌尿器科に来ていた妻と出会いました。女性特有の悩みや、触診・内診が必要な場合は妻が担当するなど、患者さまの希望に応じて役割分担しています。医師同士で意見を出し合えるので、より良い治療をご提供できていると思います。

クリニックの特徴的な工夫はありますか?
クリニックの特徴的な工夫はありますか?
クリニックの特徴的な工夫はありますか?

待合室を男女別にし、診察までの動線も分けるなど、患者さまの心理的負担を減らすための工夫をしています。泌尿器科は人に相談しづらい悩みも多いですからね。また、予約の有無にかかわらず、できる限り柔軟に対応するようにしています。特に学生さんなど、予約が難しい方々にも配慮しています。

今後のご展望についてお聞かせください
今後のご展望についてお聞かせください
今後のご展望についてお聞かせください

千里駅周辺の医療機関とは積極的に連携を図っています。実は近隣クリニックの大先輩の先生から興味深い話を伺いました。イギリスのある街には、権威ある医師たちが集まる医療ストリートがあるそうなのです。大病院で診断がつかない場合でも、その街に行けば解決の糸口が見つかるという場所として知られているとか。千里山の駅前地域も、将来的にはそのような場所になれればと考えています。すでにこの周辺にはさまざまな診療科のクリニックが揃いつつありますし、お互いに連携を取りながら、より良い医療を提供できる体制を作っていきたいですね。例えばレントゲン検査は近隣のクリニックと連携して実施させていただいていますが、このような協力関係をさらに深めていければと思います。地域全体で患者さまの健康を支える、そんな医療街として発展していけることを願っています。

このホームページをご覧の患者さまへのメッセージをお願いします
このホームページをご覧の患者さまへのメッセージをお願いします
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おしっこの色がいつもより濃いと感じたらまずは受診を
おすすめします

泌尿器科の疾患は早期発見・早期治療が大切なのですが、自覚症状が出にくいものも少なくありません。泌尿器の症状には、なかなか相談しづらいお悩みも多いと思います。おしっこの回数や出具合の変化、検診での異常所見、血尿や濁りなど、些細な変化で泌尿器科に相談すべきことなのかと迷うようなときでも気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
当クリニックではお一人ひとりの患者さまとの対話を大切にしています。例えば、初診の方には、その方の性格や不安に思っていることをしっかり把握するようにしています。検査や治療の必要性も、分かりやすく説明させていただきます。
そのため、ときには待ち時間が長くなってしまうこともあります。また、緊急性の高い症状の方を優先させていただくこともあり、予定の診察時間が前後することがあります。ただ、患者さまとじっくり話をすることで、思いがけない症状の発見につながることも少なくありません。皆さまに納得して治療を受けていただくために必要な時間だと考えておりますので、ご理解いただければ幸いです。
同じ医師である妻と協力しながら、これからも患者さまお一人ひとりに寄り添った診療を心がけていきたいと思います。

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06-6836-8700